子猫向けの安全なキャットフードの選び方
免疫力もあまりなくデリケートな時期である子猫のごはんにはしっかりと気をつけたいものです。
安全で成長を促す子猫向けのキャットフードの特徴にはどんなものがあるか理解して、大事に育ててあげるようにしましょう。
【キャットフード選びに一番気を遣う時期】
0歳から1歳までの子猫は、まだ体が小さく弱いのでとてもデリケートな時期にあります。
ペットフードの選び方によって、成長の具合が変わりますし病気への抵抗力が変化します。
しっかりと子猫に合ったものを選んであげないと、病気にかかりやすくなったり丈夫な猫に育たなくなったりします。
子猫向けのキャットフードも出ていますので、上手に愛猫に合ったものを選んであげましょう。
そのためにも、子猫にはどんな栄養素が必要なのか、どんな点に注意して安全なペットフードを選んだらよいのかを知るようにしましょう。
【高カロリーかつ高たんぱくのものを選ぶ】
1歳までの子猫は、一番体の成長が早い時期にいます。
そのため、体を作るのに必要なたんぱく質が多くふくまれているものを選ぶようにしましょう。
もともと猫は肉食動物ですので、高たんぱく質の食事を必要としています。
その中でもこの時期は特に必要性が多いので、子猫用のキャットフードはたんぱく質の割合がとても高くなっています。
ほとんどの商品には、たんぱく質の含有割合が記載されていますので、その表示をいろいろな商品と比較してみるとよいでしょう。
また、たくさん動きますので高カロリーのペットフードを選ぶことも重要です。
やはり、パッケージにカロリー表示がしてあることが多いので、チェックしてみると良いでしょう。
同じように見える子猫用のペットフードでも、こうした栄養バランスは微妙に異なりますので、比較してよりバランスの良いものを選ぶことが肝心です。
【添加物が極力含まれていないものを選ぶ】
どんな猫であっても保存料や着色料などの添加物が含まれているものは、健康に害をもたらすリスクが高くなります。
しかし、子猫はその中でも特に化学物質に反応しやすいものですので、できるだけ添加物が少ないもの、できれば添加物フリーの物を選ぶようにしたいものです。
腐敗を防ぐためにたいていの商品には保存料が含まれていますが、プレミアムペットフードの中には保存料さえ含んでいないものもあります。
コストがかかってしまうという面はありますが、子猫の成長のためにもこうした製品を選ぶのも良いでしょう。
また、見た目はいいのですが、キャットフードに着色されているものは、時にアレルギーを引き起こすこともありますので、できるだけ避けるなどの配慮を示すとよいでしょう。
【いつも子猫の状態を観察する】
子猫はちょっとしたことで体調を崩すことが多いので、いつも健康状態をチェックすることが肝心です。
安全性の高いキャットフードをあげていても、長時間外に置いてあったために悪くなってしまって、お腹を壊してしまうこともあります。
また、新しく買ってきたものが体に合わず吐いてしまったり、あまり手をつけないということもあります。
同じ安全性のものであっても、猫やその時の体調によっても反応が異なりますので、飼い主がしっかりと観察してあげることがとても大切です。
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