穀物メインのキャットフードは安全?
猫は犬と違って炭水化物よりもたんぱく質の割合を重視するキャットフードが必要です。
安全な食べ物をあげるため、穀物メインのペットフードは、肉類や魚類メインのものよりも安いとはいえ、できるだけ避けた方が良いでしょう。
【キャットフードの栄養をしっかりと考える】
愛猫にあげるペットフードの栄養のことを考えないと、しっかりと成長してくれないだけでなく、体調不良に陥ってしまったり病気にかかりやすくなってしまったりします。
そのため、猫にはどんな栄養素が必要で、どのようにそれを摂らせてあげるかを知るのは、飼い主にとってとても大事なことだと思います。
たとえば、猫と犬では必要とする栄養バランスが違いますので、猫に犬用のペットフードをあげるのは良くありません。
1つの大きな差はたんぱく質の摂取量です。
猫は肉食動物ですので、犬よりもたんぱく質を多く必要とします。
キャットフードは肉類や魚類をメインとする高たんぱく質なものが良いのです。
そのため、穀物メインのものはあまりお勧めできません。
【穀物メインのペットフードは安いもののお勧めではない】
穀物がメインとなっているペットフードは材料仕入れ価格が安くなるため、全体的に値段も低めです。
しかし、値段が安いからというだけでキャットフードを選ぶことのないようにしましょう。
愛猫の健康と安全のことを考えると、できるだけ猫が必要とする栄養バランスを重視することが大事です。
猫用のペットフードは高たんぱく質が原則ですので、炭水化物が多い穀物メインの商品は、値段が安くてもお勧めではありません。
必要な栄養素に比べてカロリーが高くなってしまう傾向がありますので、内臓の機能が落ちてしまったり肥満になりやすくなったりすることがあります。
愛猫の健康のためにも、たんぱく質の割合が多い商品を選ぶようにしましょう。
【特に子猫には穀物が含まれていないものを】
どの猫であっても穀物の含有量が多いペットフードは良くありませんが、特に子猫の場合には注意が必要です。
というのも、子猫はまだ消化器官がしっかりと発達していませんので、穀物を消化する力が弱いからです。
消化不良や栄養不良に陥りやすくなってしまいますので、できるだけ穀物が含まれていないキャットフードを選んであげるようにしましょう。
穀物が多いものを食べると、急に体調を崩すこともありますので、安全面を考えると余計なリスクは抱えたくないものです。
成長にとても重要な時期ですので、子猫のペットフードには十分気をつけるようにしましょう。
【原材料の表示をしっかりとチェックする】
このように、猫用のペットフードは高たんぱく質で穀物含有量が少ないもの、できれば穀物フリーのものを選ぶことが大事です。
そのためにも、キャットフードを買う時には、原材料の表示を毎回チェックするようにしましょう。
肉や魚をメインの材料としていて、穀物が材料表示に入っていないか、表示順が後ろになっているものを選ぶようにしましょう。
同じブランドの商品でも、たまに予告なしに原材料の割合が変わることもありますので、いつも同じものを買っているから大丈夫だと安心しないで、きちんと自分の目で確認することが安全なキャットフードを買うコツです。